28日に投開票を迎えた衆議院島根1区補欠選挙で、立憲民主党の元職・亀井亜紀子さんが当選を確実にしました。

午後9時45分現在の開票状況は、錦織氏1万7320票、亀井氏2万2313票で、立憲民主党の亀井亜紀子さんが当選を確実にしています。

当選確実・立憲民主党 亀井亜紀子氏
「ほんとうに多くの方のご支援、ご期待をいただいて、それがだんだん大きな力になって、私たち一丸となって戦うことができたその結果だと思います。一つには、今の自民党の裏金問題に対する怒りがベースにあったと思います。(島根県が)なぜ良くならないのかという苦しさが、私に対する期待に変わったんだと思います。ですからすごく重たいみなさまの一票一票であったと思います」

一方、自民党の新人・錦織功政さんは、支持者を前に敗戦の弁を述べました。

錦織功政氏
「自民党、国会内における政治改革に向けた動きを先導していきたいと強く訴えて参りましたが、私のこの声が十分に伝わらなかったという自分の非力を感じております。亡くなられた細田博之先生が長く守ってこられたこの島根1区の議席を失ったことの責任を痛感しております」

衆議院島根1区補欠選挙の推定投票率です。午後7時半現在の推定投票率は54.36%で、前回3年前の衆院選を6.21ポイント下回りました。今回投開票を迎えた3つの補欠選挙で唯一の与野党対決の構図となり、全国からも注目された選挙でしたが、前回をやや下回っています。

TSKさんいん中央テレビ
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