JR西日本宮島フェリーは、宮島口旅客ターミナルの桟橋に設置されている自動券売機で切符を購入した際の釣り銭が、設定ミスで本来よりも少なくなっていたと発表しました。

フェリー会社によりますと今月23日から25日にかけて、宮島口桟橋に設置されている自動券売機で切符を購入した乗客から、「つり銭が少ない」という申告が複数寄せられました。
係員が確認したところ券売機の異常は見つかりませんでしたが、25日の申し出を受けて詳細に検査したところ、保守点検が行われた際に業者のミスで、「100円玉」の返金を「10円玉」とする設定に変わっていたことが判明しました。

釣り銭が本来よりも少なくなっていた可能性のある期間は、前回の保守点検が実施された今月22日の午後3時ごろから設定ミスが発覚した25日の午後2時50分頃までで、誤った分の釣り銭は総額2420円だったということです。

JR西日本宮島フェリーでは心当たりがある場合は、問い合わせ窓口に連絡するよう呼びかけていて、売上データで確認ができたものは、返金に応じることにしています。

テレビ新広島
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