日本のB3リーグ、8チームがトーナメントで争うプレーオフで香川ファイブアローズは東京ユナイテッドバスケットボールクラブにホームで2連勝し、ベスト4進出を決めました。
決勝進出でB2への自動昇格となる香川ファイブアローズ。レギュラーシーズン7位の東京ユナイテッドバスケットボールクラブとベスト4進出をかけてホームでの戦いです。4月20日の1戦目は勝利したアローズですが、21日の2戦目は立ち上がり、いまひとつ流れをつかめません。
相手シュートへのディフェンスでファウルが続くなどし、追いかける展開に。それでも、2023-24シーズンB3のベスト5に選ばれた24番のイバン・ラベネルがファウルをもらいながらもきっちりとシュートを決めたり、キャプテンの93番、上良がスティールから得点するなど大きな得点差をつけられることなく、40対40の同点で前半を終えます。
後半、第3クオーターも一進一退の攻防が続きましたが、アローズは、立て続けにもらったフリースローをいずれもきっちりと沈め、流れを引き寄せます。
第4クオーターにはムッサ・ダマの豪快なダンクや、ラベネルの攻守にわたる活躍もあり、接戦をものにしたアローズ。2連勝でB2昇格に近づくプレーオフ準決勝進出を決めました。
(香川ファイブアローズ 籔内幸樹ヘッドコーチ)
「もちろん(準決勝で)負けるつもりは全くない。2つ勝って必ず昇格を決めます」
プレーオフ準決勝は、高松市総合体育館で4月27日から、シーズン3位の鹿児島レブナイズとの対戦です。