イスラエルの戦時内閣は16日、各国が検討しているイランへの制裁拡大の状況を見極めるため、大規模攻撃を行ったイランへの報復を協議する閣議を17日に延期した。
アメリカやEU(欧州連合)は16日、イランへの制裁拡大を検討しているほか、イスラエルのカッツ外相も32カ国の外相などに、「イラン革命防衛隊のテロ組織への認定」と「ミサイル開発に制裁」を科すよう求めた。
そのため、ロイター通信などによると、イスラエルの戦時内閣はイランへの報復の時期や標的などについて協議するため、16日に予定していた閣議を、各国の制裁拡大などの状況を見極めるため17日に延期したという。