北海道・森町で4月14日、車同士が正面衝突し、子ども3人を含む7人が重軽傷を負った。運転手は、ハンドル操作ができず、反対車線にはみ出したと話しているという。
暖かくなる時期は、注意力が散漫になる「ぼんやり運転」が増え、事故リスクが高まるという。

「ハンドル操作ができなくなった」反対車線にはみ出し衝突

道路に横転した、フロント部分がぐしゃりと潰れた車。また、道路脇の茂みにも横転した車があった。

道路に横転した車
道路に横転した車
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北海道・森町で14日、車同士が正面衝突する事故があった。この事故で、子ども3人を含む7人が重軽傷を負った。

乗用車の運転手は「原因は不明だが、ハンドル操作ができなくなり、反対車線にはみ出してしまった」と話している。

実は、暖かくなる時期に正面衝突の事故が増えるという。

その理由とみられるのが、運転中にボーッとしてしまう、いわゆる「ぼんやり運転」の増加だ。

山形県警本部交通企画課の渡部真次管理官は「気温が上がれば注意力が散漫になって、前方不注意になってしまう。運転に集中しづらくなってしまうことが考えられます」と話す。

ぼんやり運転は、気温の上昇だけでなく、行楽などで長距離運転をする際にも起こるという。

眠気や疲れを感じたら運転を控え、適度に休憩するなど「無理をしない運転」が大切だ。
(「イット!」 4月15日放送より)

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