馳知事は11日の会見で財務省が能登半島地震の復旧・復興について財政上の観点から集約的な町づくりを進めるべきだと提言したことについて不満を露わにしました。
9日開かれた国の審議会で、財務省は能登半島地震の復旧・復興について財政上の観点から集約的な町づくりを進めるべきだと提言しました。
これについて馳知事は…
馳知事:
「創造的復興のプランを検討しているときに正直、冷や水をバケツでぶっかけられたような気分であるということは率直な思いです」
一方で、10日県庁で開かれた有識者による会議でも学校の再編など集約的な復興を進める必要があるとの意見が相次ぎました。
馳知事:
「(地元の人に)できるだけ判断材料をお示しをしたうえで揉んでもらう、意見を集約してもらうその上で最終的に判断する」
馳知事は6月議会に創造的復興プランを示す方針です。