石川県珠洲市にある正院小学校。画面に映っているのは、新潟県にある南万代（みなみばんだい）小学校の子どもたちです。
南万代小学校の子どもたち：
「正院小学校の皆さんが明るく楽しい気持ちになるようなことに使っていただけるとうれしいです。どうぞ受け取ってください。」
11日、行われたのは、南万代小学校の子どもたちが集めた義援金の贈呈式。子どもたちは、地元の商店街で古本市を開いて古本およそ250冊を販売し、5万円あまりを売り上げました。
新潟と石川の防災士会が橋渡し役となり、11日、そのお金が正院小学校の子どもたちに手渡されました。
義援金を手渡す防災士の男性：
「古本を販売して皆さんに届けてくださいということでした有効に使っていただきたいと思います」
新潟も今回の地震による液状化で2万棟あまりが被害を受けましたが、南万代小学校の子どもたちは、もっと怖い思いをした人たちの力になりたいと古本市を企画したそうです。オンラインで交流した子どもたちは…
正院小学校の子どもたち：
「お金ありがとうございました。どんな本を売ってくれたんですか」
南万代小学校の子どもたち：
「例えばかいけつゾロリとか、子どもから大人まで楽しめる本をたくさん用意して売りました。」
正院小学校の子どもたち：
「ありがたいなと思って受け取りました。壁とかがヒビ入っているので直したいなと思っています。」
今回の贈呈式をきっかけに二つの小学校では、今後もオンラインで交流を続けていくと言う事です。
