岡山市のデパート「天満屋」は４月１０日、地元百貨店の閉店で百貨店空白県となっている島根県に外商部門の拠点をオープンさせると発表しました。
天満屋によりますと、新しい店の名前は「天満屋 松江ショップ」で松江市のＪＲ松江駅近くのビルに入り、外商セールススタッフら７人が常駐します。
セールススタッフが島根県東部、松江・出雲地区の顧客にデパートの商材や天満屋グループのサービスを提案します。また、ショップの１階にはギフトカウンターを設け、進物需要に応えるほか、中元や歳暮時期には地元の特産品なども選べるよう、商品を拡充する計画です。
島根県は２０２４年１月１４日にＪＲ松江駅前にあった「一畑百貨店」が閉店し、日本百貨店協会加盟の百貨店がない「空白県」となっています。
「天満屋 松江ショップ」のオープンは４月１７日で、天満屋では「地域のお客様のために課題解決及び地域活性化に貢献する取り組みを強化してまいります」とコメントしています。
天満屋は山陰地方では鳥取県米子市に店舗を出店しています。
