5日、千葉市花見川区の住宅街で突如火災が発生。
この記事の画像(11枚)火災発生時に撮影された映像には、「バババババ」と何かが破裂するような大きな音をたてて、火花を飛び散らせながら燃えさかる炎が捉えられていました。
「やばい、やばい…漏電?」
「え…どうしたらいいのこれ…」
大きくなる炎に困惑する人々。撮影者が火災現場から少しずつ距離を取ろうとした、次の瞬間…「ボンッ」っと、爆発音が現場に響き渡ります。
「あった?消火器」
「届かなくない?届く?」
消火器を持って現場に駆け寄る人。火に向かって勢いよく噴射します。その後、火は住民の手によって消し止められました。
現場に響きわたった謎の「音」
撮影者:
音が結構大きかったんですよ。動画だけだと伝わらないかと思うんですけど、聞いたことのない大きな音がしていて。正直怖いっていう感想ですかね。
出火当時建物の中にいたという人は、そのときの様子をこう話します。
出火当時 建物内にいた人:
工事するような物音が「ガガガガ」っていうのが聞こえた後に、電気がチカチカして。ブレーカーがパンと落ちた感じですね。中にいる人たちを避難させなきゃっていうところと、ここまで火が出るっていう事実にちょっと驚きが隠せなかったです。
建物内にいた人が聞いたという「異音」。
出火原因について、元麻布消防署長の坂口隆夫氏は、電柱から建物内に電気を引き込んでいた“電気ケーブル”が関係しているのではないかと推察します。
元麻布消防署長 坂口隆夫氏:
電柱から引き込まれてきたケーブルが、接続部分の絶縁テープが劣化をして、そこから電気が漏れて、何らかの金属などに接触をして、ショートして火花が出て着火すると。
花見川消防署は現在、漏電の可能性も含め調査しています。
(「めざまし8」4月9日放送)