北朝鮮の金正恩総書記は、新たに建設中の住宅地を視察し市民生活の向上をアピールした。
4月6日付の労働新聞は、金総書記が5日、平壌で完成を控えた1万世帯分の住宅建設現場を現地指導したと伝えた。
金総書記は「人民の幸福のよりどころがまた増える」と評価した一方、施工上の問題点を指摘し「仕上げの工程まで質的に完璧に終えなければならない」と指示した。
北朝鮮は2021年から5年間、毎年1万世帯ずつ住宅を新設する事業を進めていて、今回の現地指導もその一環として行われた。
金総書記は新型の極超音速ミサイルなど兵器の開発を進める一方、自ら住宅の建設現場を視察することで人民の生活に寄り添う姿勢をアピールした。
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