朝鮮中央テレビは、北朝鮮が2日に発射したとする新型の極超音速ミサイルの映像を公開した。
公開されたのは、極超音速ミサイル「火星16型」の映像で、発射直前まで、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が移動式発射台の内部を確認する様子などがうかがえる。
放送では、ミサイルから分離された極超音速弾頭が1000km飛行し、初の発射実験に成功したとしている。
金総書記は「さまざまな射程のミサイルの固体燃料化、核兵器化を完全無欠に実現した」と主張した。
極超音速ミサイルは、軌道が変則的で迎撃しにくいうえ、固体燃料化が実現していれば、より迅速な発射が可能となり、事前に探知することが困難とされている。