春の交通安全運動が4月6日から全国で一斉に始まります。岡山・香川の各地で5日、出発式が行われたほか、民間企業もこの運動に一役買っています。

香川県警の音楽隊が出発式に花を添えます。香川県庁で行われた式には、池田知事や県警の岡本本部長など関係者約70人が参加し、池田知事が「死亡事故ゼロの目標に向かって今後も粘り強く取り組んでいく」と挨拶しました。

香川県では、「全ての座席のシートベルト着用とチャイルドシートの正しい使用の徹底」など4つの項目が重点に置かれています。

県警によりますと、県内で2023年、交通事故で死亡した人の数は33人で、人口10万人あたりの死者数は全国ワースト5位でした。24年はすでに8人が死亡していて、このうち6人が夜間の事故だったということです。

(香川県警交通部 谷田和久部長)
「交通事故は誰もが当事者となる可能性がある。事故に遭わない、事故を起こさないよう安全な行動を取ることが重要」

春の全国交通安全運動は4月6日から15日まで行われます。

岡山放送
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