日本(にっぽん)財団は水素燃料のみで二酸化炭素を一切排出しない船の運航を成功させたと発表しました。
「海と日本(にっぽん)プロジェクト」を推進する日本(にっぽん)財団ではおととしから二酸化炭素を一切排出しない船の開発を進めています。
今回、実証実験が行われた洋上風車作業船「HANARIA(はなりあ)」はトヨタ自動車などと開発したもので水素を動力源とする水素燃料電池が搭載されています。
実験ではこのモデルの船としては世界で初めて水素燃料のみでおよそ30キロを航行することに成功したということです。
この船は定員100人の旅客船で、今月10日から北九州市で観光船として運用されます。