北海道内の縄文遺跡群の価値や魅力を知ってもらおうと、各地の出土品をあしらった限定カードの配布が始まりました。

 クジラの骨で作られたさじ形製品―“鯨骨製匙形製品”。

 縄文時代中期の跡が残る伊達市北黄金貝塚からの出土品がカードに。

 北海道は4月2日からユネスコ世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の道内5か所を多くの人に訪れてもらおうと、各地の出土品が描かれた「縄文カード」の配布を始めました。

 「(“鯨骨製匙形製品”は)クジラの骨を石で削って作った製品ですが、見てもらうと非常に細かい細工がしてあります」(伊達市教育委員会 永谷幸人さん)

 カードはそれぞれ950枚を各施設で用意していて、道は楽しみながら集めてもらいたいとしています。

北海道文化放送
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