沖縄本島で初めてとなる地対艦ミサイル部隊の発足式典が30日、うるま市の勝連分屯地で開かれました。
分屯地の外では、部隊の配備に反対する市民が抗議の声をあげました。

南西諸島の防衛力強化を目的に防衛省は、宮古島駐屯地や石垣駐屯地に続いて、地対艦ミサイル部隊を3月21日に沖縄本島で初めてうるま市の勝連分屯地で発足させました。

式典では鬼木防衛副大臣が連隊旗を授与し、地対艦ミサイル連隊は南西地域の防衛体制の中核を担うことになると訓示しました。

いっぽう、分屯地の外では部隊の配備に反対する市民が抗議の声をあげました。

市民は:
「絶対許せないです」
「ミサイルが配備されるということは近くに住む住民含めて反対の声が大きい」

機動隊が座り込みをする市民を排除するなど現場は一時騒然とし、市民の代表は南西諸島と本島に配備したミサイルの撤去を求める抗議文を自衛隊に手渡しました。

沖縄テレビ
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