小林製薬の「紅麹」を使ったサプリを摂取した人の健康被害が相次いでいる問題で、中国の消費者協会が、商品の摂取を即座にやめるよう求める声明を発表した。
3月29日に発表された声明では、日本でこれまで5人が死亡したことを説明した上で、中国市場では製品が販売されていないことを明らかにした。
ただ、関連する商品を海外で買ったり、ネットで購入した恐れもあり、その際は、即座に摂取をやめ、体調が悪くなった場合には医療機関で診察を受けるよう求めた。サイトを通じて商品を購入した場合は、現地法人を通じて返品や払い戻しの申請も出来るという。
この問題をめぐっては、台湾でも健康被害を訴える人が出るなど、海外への影響も広がっている。
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