発達した低気圧の影響で、東海や関東を中心に「春の嵐」となっている。
静岡県では、3月としては記録的な大雨が降った。
29日朝の静岡・下田市の映像では、大粒の雨が地面にたたきつけられ、水しぶきが上がっている様子が確認できる。
静岡・伊豆市では、午前10時半過ぎまでの12時間降水量が289.5mmに達するなど、3月としては記録的な大雨となった。
この影響で、静岡県には土砂災害警戒情報が出されている。
この低気圧により、東京などに強風注意報が出されているが、この雨と強風のピークは昼ごろまでとみられている。
関東はこのあと、天気が回復して気温が急上昇する見込みで、予想最高気温は東京都心で21度、群馬・前橋市では22度で、一気に4月下旬並みの暖かさとなる見込み。
一方、黄砂について、気象庁の最新の予想では、29日午後6時には福岡市など日本海側を中心に飛来し、30日午前9時には関東など太平洋側にも飛来する見通し。
ピークは30日の予想で、31日にかけて注意が必要。