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 2016年、CEOでありFounder、そしてママであるErinが出産後の首のヘルニアによる悩みを解消するために自身で手作りした抱っこ紐からコニーの物語は始まりました。ママとして、パパとしての実際の経験に基づいて丁寧に作られたコニーの抱っこ紐は、今ではたくさんのママやパパから共感を受け、世界中で100万人以上のママ・パパから支持されています。

 抱っこ紐から始まったコニーは、今では子育てを軽やかに、そして自分らしくする優れた製品と共に、ママとパパ、子どもの心地よいライフスタイルを世界116か国へ拡げています。その物語の出発点である「コニー抱っこ紐」のストーリーをErin自身の言葉でご紹介します。


Family photo

自分に合う抱っこ紐が見つからない、、、

それなら自分で作ってみたら?君にぴったりの抱っこ紐"


 最初の子どもが産まれる前、私はバスケットとピラティスが好きな韓国の平凡な30代OLで、結婚して子どもができ、妊娠9カ月まで働きました。赤ちゃんが生まれるとその生活は一変し、一日に8回の授乳・おむつ替え10回、、寝かしつけて、お風呂に入れるの繰り返し。当然食事をとる暇などありませんでした。毎日、気づくと夜でした。

 ところが、産後40日目あたりになると、首のうしろがカチコチしてきました。産前にも首のヘルニアの診断を受けており、不安に思いながら受診してみるとやはり再発との診断、、薬を飲みながら、通院治療と物理療法を並行しなければなりませんでした。以前にも増して過酷な子育ての中で少しでも身体の負担を減らそうと10種類以上の抱っこ紐を試しました。友人からもらったスリングタイプ、高価な海外製品・・・ただどれも私にはピンときませんでした。着けるのに時間がかかる、夫と共用しにくい、大きすぎて見た目が悪い、生地が厚くて赤ちゃんが寝苦しそう・・・そんな事を夫に話してみたところ、 「じゃあ君が作ってみたら。自分にぴったりのものを」と言われました。言うのは簡単だよ!でも・・・おしゃれで軽くて楽な上に、腰にも肩にも負担のかからない抱っこ紐が作れるとしたら!? 私の中での大きな想いが生まれた瞬間でした。


様々な抱っこ紐の試着

生地探しから初サンプル作成、最初のコニー抱っこ紐ができるまで

 「自分で抱っこ紐を作ろう」、そう決めてもやる事は山積み、そして私は何よりも服作りも未経験でした。とりあえず最初に向かったのは東大門の生地市場。露台に置かれた生地サンプル(スワッチ)を触ったり、引っ張ったり、、、何も分からなさ過ぎて初日はランチだけで帰ってきたことを今でも思い出します。

 同時にサンプルを作成する「サンプル室」のリサーチも開始です。裁縫のコミュニティサイトへ書き込み、四方八方に電話してようやくソウルの清渓川周辺に子供服のサンプルを作っている方がいるとの情報を得て初めてのサンプル製作が始まりました。


パターン作成


 サンプル室では「パターン」と「生地」が必要と言われましたが、私はパターンの存在をそこで初めて知るような状態。方眼紙を購入し、まずはデザインを描きました。それから、抱っこ紐に使ってみたい生地を7~8種類選んで用意しました。綿100%の生地、機能性ヨガウェア生地、クーリング機能のあるまた別の機能性生地、薄くて見た目軽そうだけれどストレッチの入っていない生地、ストレッチが入った生地。普通はパターンひとつで服を一着作るのですが、私はパターンひとつで、抱っこ紐を生地のみ変えて7種類作ろうとしていました。親の立場で自分で実際に使ってみて初めて、よくない部分はどうしてよくないのか、いい部分はどうしていいのか、試しながら作り上げるというコニーの商品開発における基本的な考え方はこの時決まりました。そうして待つこと2週間、コニーの初サンプルが出来上がりました。


初めてのサンプル


 実際に作成したサンプルではたくさんの発見がありました。綿100%の生地で作った抱っこ紐の場合、初めはしっかりして見えたのですが、実際に着けてみると想像以上に伸びてしまい、赤ちゃんをしっかり抱っこし続けるには不適格。スポーツウェアに使われる機能性生地の場合、伸びすぎないところが長く使えると思ったのですが、時間が経つにつれて、かなり暑く感じました。赤ちゃんを密着させるように抱っこしていると、汗だく状態に。 汗をよく吸収する機能性素材だと聞いてはいたのですが、どんなに汗の吸収性がよくても、生地自体が厚いとやはり暑い。

 次にテストしたのは、触れた感じが軽く柔らかな綿ポリ素材でした。中でもストレッチが入った綿ポリ素材は、弾力性があり、伸びてまた元に戻る感じに赤ちゃんも楽そうにしていて、日ごとに増えていく赤ちゃんの体重にもしっかり応えてくれそうで、長く使えると判断しました。実のところ、綿ポリストレッチ素材にはそれほど期待していなかったのですが、私たちの求める装着感と使い勝手を実現するのに最も適した素材であるという結論に至りました。頭の中で想像していたものと現実が必ずしも一致するとはかぎらないことに、自らの体験を通して気づきました。

 私もまた、赤ちゃんを育てる一人の母親です。私が使ってみて感じたデメリットは、すべてのママ・パパに同じように伝わるでしょうし、私が感じたメリットもまた、すべてのママ・パパに伝わることになるのだろうと思いました。

 色々な組み合わせや混用比率をテストした末に分かったのは世界に抱っこ紐用の完ぺきな生地はないという事実でした。生地本来の特性が用途に応じて長所にもなり短所にもなるため、綿ポリ素材の混紡と混用比率にフォーカスし、綿特有の加工しやすさと丈夫さに加えて、伸縮性まで備えた高機能ポリエステルを混紡したコニーだけの抱っこ紐専用生地、Elastech™を開発し、コニーの抱っこ紐は誕生したのです。


なぜペンギン?コニーという名前はどこから?

ブランド「Konny」の誕生秘話


 商品である抱っこ紐がやっとの思いで決まったら、さあ次は「名前」について悩む時間でした。親である私の想い、体験をギュッと凝縮したような名前・それを象徴するロゴ・・・悩みながら授乳していたある日、ドキュメンタリー『南極の涙』のワンシーンが頭をよぎりました。

 それは、皇帝ペンギンのオスが、たったひとつの卵を自分の足の上で育てている場面でした。ろくに歩くこともできないような、つらそうな姿勢で立ったまま、強風と天敵、そして卵をなくした別の父親たちから守り、卵を孵化させ育て上げる父親の愛。それが己の身を捧げる最後の使命であるかのように、渾身の力を振り絞る父親の姿は、毎日の育児に疲れ果て、でも赤ちゃんの成長を喜び、そして同時に涙する私自身の姿と重なって見えました。授乳を終え、倒れこむように眠りについた赤ちゃんをじっと見つめていると、まるで私が皇帝ペンギンの親になったような気分でした。この瞬間ににシンボルである「ペンギン」は生まれたのです。

 そして名前もまた私自身の体験からです。私の赤ちゃんの胎児ネームは、「マルグミ」(韓国語で「澄みきった」という意味)でした。それを夫と私とで、ときどき「マルクミ」と変えて呼ぶことがあり、これを略した「KUMI」を元にアイデアを拡げ、発音しやすい・愛着がわきやすいなどの観点から最終的に「Konny(コニー)」となりました。

 全てが小さな赤ちゃんが私のところにやってきて始まったこと、そして産まれて間もない赤ちゃんを抱っこしたときのあの特別な気持ちをぎゅっと詰め込んだロゴとブランド名が誕生したのです。


現在のロゴ


コニーの冒険は続きます。7年ぶりの新作抱っこ紐 "コニー安心ヒップシート抱っこ紐"デビュー


 一つのシンプルな抱っこ紐から始まったコニーの冒険は、メッシュの抱っこ紐・サイズ調整が可能な抱っこ紐、世界中で30秒に1枚は購入されるスタイ(よだれかけ)、スワドルやボディスーツなどの新生児用品、また保育園の登園も楽しくなるような洋服・ママがリラックスして授乳できるようなリラクシングウェアなど多様に広がっています。

 そして、2024年3月27日に待望のコニーによるヒップシート抱っこ紐「コニー安心ヒップシート抱っこ紐」が発売されます。




コニー安心ヒップシート抱っこ紐

(製品名:Konny Dual Support Hip Seat Carrier)

お尻と背中の2点で支える構造で赤ちゃんもママ・パパも安心 


素材:コットン60%、ナイロン 40%

 背中パッド : ポリエステル 100% (3Dメッシュ)

 お尻パッド:ポリエステル 100%

 肩紐:ポリエステル 62%、コットン 33%、ポリウレタン 5%

 PVC 滑り止め

カラー:チャコール、グレーベージュ、ブルーグレー、グリーンティー、モカ

サイズ:One size(6~48ヶ月対応)

価格:5,980円


コニー安心ヒップシート抱っこ紐 特集ページ

URL: https://konnybaby.jp/pages/konny-hipseat-promo

 コニーの今回の新製品、安心ヒップシートは、お尻パッドと背中パッド、合計2つのパッドがサポートすることで、赤ちゃんを安定して抱っこできるのが特徴です。お尻パッドは滑り止め用のノンスリップパッドで、背中パッドは通気性に優れ、ふわふわとしたクッション性のある3Dメッシュパッドで作られています。

 お尻パッドだけであったり、背中パッドが短い他のヒップシートとは異なり、背中部分を十分に支えてくれるので、ママ・パパの手首の負担を軽減してくれます。また、背中パッドは赤ちゃんを抱いたままでも簡単に広げることができるように設計されています。これにより、活発な動きが多くなる6~48ヶ月間の赤ちゃんを素早く抱っこしたり降ろしたりすることを可能にしています。肩紐は、従来のコニー抱っこ紐にも使用されている伸縮性に優れたエラスティック生地を採用し、また長時間赤ちゃんを抱っこしても身体に負担がかからないように幅広に作成されているため、肩全体に赤ちゃんの体重を分散し、首と肩への負担をを最小限に抑えています。

 長年の抱っこひも製作で培ったノウハウと優れた技術力で、安心ヒップシート抱っこ紐においてもIHDI(国際股関節異形成協会)協会の認証を受けており、赤ちゃんの健康的な股関節の発達をサポートします。

 更に、230gの超軽量かつコンパクトなサイズ、付属のポーチで収納も簡単。お出かけの際、ベビーカーやお出かけバッグの中に気軽に持ち運ぶことができます。

 Erinは今回の安心ヒップシート抱っこ紐について「ヒップシート抱っこ紐は育児に必要不可欠な製品であり、ママとパパの暮らしをもっと軽やかに、スタイリッシュにというコニーのミッションと合致する商品であると考えているため、長期に渡って開発に注力してきました。この製品を通じて育児の負担を軽減し、ママ・パパが自分らしい生活を追求することに、引き続き貢献していきたい」と述べています。

 ヒップシート抱っこ紐がコレクションに加わったことで、従来の新生児から使えるコニー抱っこ紐オリジナル・コニー抱っこ紐FLEXと合わせ、新生児から4歳ごろまで、コニーの抱っこ紐コレクションの中でママ・パパの生活スタイルや赤ちゃんの成長に合わせ、多様に抱っこ紐をご選択頂けるようになりました。


これからもコニーは、「ママとパパの暮らしをもっと軽やかに、スタイリッシュに」の実現に向けて世界中のママ・パパ、そして赤ちゃんと共に歩んでいきます。


抱っこ紐特集ページ

URL : https://konnybaby.jp/collections/babycarrier


・公式サイト:https://konnybaby.jp/

・公式インスタグラム:https://www.instagram.com/konny.jp/

・公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/Konny_baby_jp





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