フィリピンで拘束された特殊詐欺グループ「JPドラゴン」のナンバー3とされる男について、現地当局は15日、日本に強制送還する方針だと明らかにした。
「JPドラゴン」のメンバー小山智広容疑者(49)はフィリピン国内での詐欺容疑で現地警察に逮捕され、2月から首都マニラの入管施設に収容されている。
現地の入国管理局は15日、小山容疑者について、日本で窃盗容疑での逮捕状が出ていて、日本政府が引き渡しを求めていることから、強制送還する予定だと明らかにした。
小山容疑者はフィリピンを拠点とする特殊詐欺グループ「JPドラゴン」のナンバー3とされていて、このグループを巡っては今月、別の幹部も現地で拘束されている。
「JPドラゴン」は「ルフィ」などと名乗りフィリピンから広域強盗の指示を出していた男らとつながりがありトップの男は逃走中だという。