県内のダムの貯水率が低下し、水不足が深刻化するなか、状況を把握するため玉城知事はきょう県内のダムや関連施設などを視察しました。

きょう午前0時時点の本島にある11のダムの貯水率は46.7%となっていて、ここ数日、県内各地でまとまった雨が降りましたが、貯水率の大幅な回復には至らず、引き続き平年を大幅に下回っています。

玉城知事は8日、状況を把握するため、県内のダムや取水施設などを視察しました。

沖縄総合事務局の担当者は、去年9月から本島地方は少雨傾向にあることから国が管理する9つのダムの貯水率が低下していると説明しました。

玉城知事:
「沖縄県は離島県ですのでよそから水を引っ張ってくることができない」「雨水に頼らざるを得ないということを本当に実感しました」「節水についての呼びかけを徹底していかなければならないと考えています」

このままま、まとまった雨が降らなければ、今月下旬には本島にある11のダムの貯水率は40%を下回るとしていて、県は引き続き節水への協力を呼びかけています。

沖縄テレビ
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