2024年春卒業予定の高校生や大学生たちを対象にした就職面接会が3月5日、岡山市北区で開かれました。

面接会には岡山県内に本社や事業所を置く35の企業がブースを設けました。製造業に次いで特に若手の人材が求められている医療・福祉業界の企業が多く参加し、就活生はさっそく担当者と個別に面接を行ったり、事業内容について説明を受けるなどしていました。

(福祉機器販売)
「求人を出してもなかなか学生の応募がない状況私たちの仕事の内容を知ってもらい応募が増えることを望んでいる」

(建設業)
「高齢化していてなかなか人材が厳しい。ぜひ若い方の力を借りたい」

岡山労働局によりますと採用を巡っては、各業界で人材獲得の競争が激化している「売り手市場」の傾向が続いていてこうした面接会でも、企業の数が参加者を上回る状況が続いているといいます。

(岡山労働局職業安定課 梶谷和寛課長)
「4月が迫っているので早く就職を決定づけるためにも開催会社側は若い人を採用してほしいし参加者はいかに良い会社で岡山県内にとどまってもらうかというところが一番」

24年春卒業を予定している県内の大学生の就職内定率は2023年11月時点で74.4%と1992年度以降4番目に高く上昇傾向だということです。

岡山放送
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