こちらは4日の普天間基地の様子です。去年、鹿児島県屋久島沖での墜落事故以降、アメリカ軍のオスプレイは3カ月近く全世界で飛行を停止しています。

こうしたなかアメリカ軍が今週にも飛行停止を解除すると現地メディアが伝えました。

AP通信は今月1日オスプレイについて追加の安全対策を講じるとしたアメリカ軍の飛行再開計画をオースティン国防長官が承認し、国防総省が今週にも日本側に飛行再開について説明すると報じました。

墜落事故以降、宜野湾市など多くの自治体が原因究明や安全が確認できるまでオスプレイを飛行させないよう求めています。

▽宜野湾市民は:
「原因が分かってもねあれだけ事故を起こしている飛行機なもので出来るだけ飛んでもらいたくないですね」

「原因説明されても危ないものは危ないかなと思います」

「やっぱり安全第一で子どもが安心して過ごせるようにしてほしいです」

玉城知事も飛行再開を巡る動きに懸念を示しました。

▽玉城知事
「そもそも沖縄県はオスプレイの配備反対と言っているから早く本国に持っていってそれなりに引退させる方がいいんじゃないかと本当にそう思いますね」

アメリカ軍は先月「事故原因とされる機器を特定した」と発表しましたが、故障した原因は不明としていて飛行再開に向けて十分な説明が行われるかは見通せていません。

沖縄テレビ
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