83歳弁護士が、依頼人から預かっていた200万円分の小切手を横領した疑いで逮捕された。
経営していた会社の運転資金に困っていたという。

ホタテの貝殻使った抗菌剤の販売会社も経営していたが…

2月28日、ゆっくりと車を降りて東京・蔵前警察署に入る男。

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弁護士の寺内従道容疑者(83)。5年前、依頼人から預かっていた200万円分の小切手を横領した疑いが持たれている。

2023年5月、今回の事件で、弁護士会から1年間の業務停止処分を受けていた。

弁護士でいながら、なぜ依頼人の物に手をつけたのか。
実は寺内容疑者は、会社の経営者でもあった。

警視庁によると、ホタテの貝殻を使った抗菌剤の販売会社を経営していた。
ところが…

寺内容疑者(83):
抗菌剤が売れず、会社の運転資金に困っていた。

警視庁は余罪があるとみて、調べを進めている。
(「イット!」 2月29日放送より)