バナナひと房が99円。

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トンカツ用の豚ロースも、100gで99円と、100円を切っている。

安い商品が揃うのは、激安スーパー『TRIAL』。

福岡発祥のお店で、札幌市を中心に旭川や釧路など、北海道内に29店舗進出している。

激安スーパー『TRIAL』 安さの秘密とは

2024年1月には北海道内初の駅直結型の店舗をオープン。

食料品だけではなく、薬や日用品など幅広いジャンルが集まるディスカウントストアになっている。

きょうは、そんな「トライアル」の安さの秘密を調査。

安くておいしいお惣菜コーナー

激安のお惣菜コーナーは、お弁当や揚げ物、サラダ、お寿司など常時200種類が揃う琴似店1番の人気コーナーだ。

その中でも人気のお惣菜が、三元豚を使ったロースかつ重、1食299円。

年間570万食も売れた大人気商品だ。

ほかにも、マグロやいくら、ウニが入ったお寿司はなんと599円。

とにかく全ての商品が安い。

柔らかヒレカツに子どもたちもニッコリ

「柔らかヒレカツ。買った方が安いしおいしい。子どもたち5人いるので助かってます」(買い物客)

早速、この日の夜ごはんにカツカレーを作ったという。

そのお味は?

「めっちゃうまい」 「サクサクしておいしい!」(子供たち)

あまりお肉を食べない子も美味しく食べてくれたそうだ。

独自のIT技術でコストカットを実現

続いては、最新鋭のテクノロジーを使った『レジカート』。

トライアルが自社開発したレジ一体型の買い物カートだ。

使い方は簡単。

専用のプリペイドカードもしくはアプリを端末に読み込ませれば準備OK。

あとは買いたい商品のバーコードを読み込ませる。

読み込み口が取り外せるため、大きな商品も簡単に読み込むことができる。

あとは専用レーンにいるスタッフさんに確認してもらえば、買い物終了。

お会計が30秒足らずで済んでしまう。

トライアル独自のIT技術で、この安さを実現していたのだ。

プライベートブランドも安さの理由

しかし、商品が安い理由はそれだけではない。

思わず大量買いしたくなる歯ブラシのお値段が、なんと驚きの29円。

トライアルのプライベートブランドだ。

トライアルでは約2000種類のプライベートブランドを販売。

日用品や食料品など日常にまつわる商品を低価格で販売している。

こちらがオススメしてくれた商品。

油やキッチンペーパーなどの計6点あるが、全部で合計994円。

これだけ買っても1000円以下。

自社完結で徹底的にコストカット

安さの秘密は、徹底的なコストカット。

通常は様々な業者を経由して商品が店舗まで届くんですが、トライアルのプライベートブランドは製造・物流などを自社で行うことでコストを削減。

低価格で売ることが出来るようだ。

値上げが当たり前になっている昨今。

独自のIT技術や戦略で安さを実現するトライアルにこれからも注目だ。

(数量限定・価格は取材当時の物です)

北海道文化放送
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