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octangle(オクタングル)は「UPCYCLE×CREATIVE」をコンセプトにアップサイクルブランドと商品開発・プロデュースを行っています。

代表の水谷哲朗が約20年間ディスプレイ業界で空間プロデュースや制作ディレクションに携わってきた経験から、環境問題へ興味を抱いたことをきっかけに、2022年8月octangleを立ち上げました。

一時的なプロモーション期間が終了すると、その多くが産業廃棄物として処理される造作物。ディスプレイ業界だけではなく、サステナブルな世界を目指すうえでは社会全体で考えるべき課題です。octangleではアップサイクル商品開発や取り組みを通じてサステナブルな未来に貢献してまいります。


廃棄ビニール傘をアップサイクルしたバッグ


このストーリーでは、octagleの象徴的な商品であり、Earth hacks(※1)公式Instagramで2023年再生回数No1.を獲得した「Portable umbrella bag(ポータブルアンブレラバッグ)」誕生の裏側について、代表が振り返ります。


(※1)「Earth hacks」は、2021年11月に博報堂の新規事業開発組織「ミライの事業室」と三井物産の共同プロジェクトとしてスタートした、Earth hacks株式会社のサービスです。Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームです。


octangle 代表 水谷哲朗

アップサイクルの認知を高め、環境配慮を当たり前の文化とするために、身近なビニール傘に着目

まず着目したのは、前職のディスプレイ業界で課題を感じていた端材・廃材でした。イベント会場でプロモーション終了後に廃棄される造作物をアップサイクルする試行錯誤の日々でした。しかし、アップサイクル自体の認知度を向上させ、環境に配慮した考え方があたり前の文化として根付いていくことを目指すためには、身近にあるモノや環境問題から何かできないかと考えました。


そこで、着目したのがビニール傘です。

雨の日、車で信号待ちをしている時になにげなく通行されている人をみていると、60~70%の方がビニール傘を利用しており、自宅に帰ると13本もビニール傘がありゾッとしました。

調べると、年間約8000万本ものビニール傘が消費され、その多くが半年以内で廃棄されていることを知りました。安価なビニール傘は分解に手間がかかる上、さまざまな素材で作られているため、リサイクルのための分別がしにくいという特徴があります。また、生地部分に塩化ビニールが使われている製品も多く、焼却処理の際にダイオキシンが発生してしまうことから、その多くが埋め立てられ、環境に大きな負荷を与えています。


廃棄予定のビニール傘で試行錯誤。納得のいく再生素材の生地が誕生

廃棄予定のビニール傘を回収し、選別・分解・洗浄、専用のプレス機でビニールを何層にも圧着。温度やビニールの枚数、質感などを日々試行錯誤を繰り返し、納得のいく“Recycled material-再生素材”の生地が誕生しました。

半透明で凸凹した素材感に徹底的にこだわり、光に反射すると独特な質感でキラキラとしたテクスチャーが特徴的で、ビニール傘がベースなので「水や汚れに強く」「軽量なのに丈夫」です。


“Recycled material-再生素材”

高品質な製品を、一つ一つ丁寧に手作業で生み出す職人技

ビニール傘は、大きさやビニールの質、厚みが異なるため、機械での裁断は難しく、手作業による裁断を行います。ビニール一枚一枚の状態を確認しながら選別し、パーツごとに枚数を変え、製品を加工していきます。滑りやすく厚みにバラつきのある生地のため、裁縫が非常に難しく、高度な技術が必要となります。長くご愛用いただくため、一つ一つ丁寧に手作業で心を込めてお作りしております。


ビニール傘を解体する代表


廃棄予定のビニール傘は商業施設や鉄道会社よりご提供いただき、資源を循環させるため、商業施設や鉄道会社のアップサイクル商品開発・アップサイクルワークショップ・空間演出への再利用に取り組んでいます。

「使い捨てビニール傘袋」をゼロにしたいという想いから、廃棄ビニール傘から生まれた傘バックを開発

雨の日にショップの前に捨てられている「使い捨てビニール傘袋」。

基本的に使い捨てで、短時間でゴミになり、廃棄されているのが現状です。

そこで、「使い捨てビニール傘袋」をゼロにしたいという想いから、店内や公共交通機関・車などで、雨水・水滴で濡れてしまうことを軽減できるビニール傘から生まれた傘バッグを開発しました。


初代の傘バッグ

クラウドファンディングで目標金額に達成しなかった経験を糧に、ブランドとして成長していくことを決意

環境にも優しく便利なモノをお届けできると自負し、ブランド立上げ前の2022年6月にMakuakeにチャレンジしました。しかし、結果は目標の31%しか達成できませんでした。何が駄目だったのか、今後どうしていくべきかを考え続けました。

octangleが出した答えは、デザイン性×機能性の追及、届けたい想いや背景にあるストーリーを徹底的にこだわり大切にすることでした。

それと同時に「Make upcycling a culture!(アップサイクルをあたりまえの文化に)」を目指し、「少し先の未来を変える」をミッションとして素敵な体験を感じることのできるブランドとして成長していくことを決意しました。

毎日の暮らしの中に取り入れられる、機能性とデザイン性を重視した傘バック

究極の傘バッグ作りがスタート。

“ビニール傘から生まれ変わった傘バッグで雨の日も快適に” -Make a rainy day a little better-をコンセプトに、エコバッグのように毎日の暮らしの中に取り入れていただきたいという想いから、コンパクトに持ち運べるよう機能性とデザイン性にこだわった「Portable umbrella bag」が完成しました。


▼octangleのビジュアルムービー

https://www.instagram.com/reel/CscVLWTO6Th/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=ZWQ3ODFjY2VlOQ==



Portable umbrella bag

「Portable umbrella bag」の特長

①長さ調整可能なストラップ付きで肩掛けや斜め掛けなど、両手をふさぐことなく使用可能

②長傘、折りたたみ傘どちらにも対応できるようにスナップボタン付き

③先端は水が抜ける仕様で、メンテナンスも簡単

④持ち運びはコンパクトに

⑤雨の日コーデが楽しくなるカラー展開

⑥雨水や汚れにも強いビニール傘のアップサイクル素材を採用

⑦長く大切に使ってもらえるように持ち手の部分にはパンチカーペットの端材を採用

(百貨店・アパレルブランド・化粧品メーカーなどのディスプレイ空間プロデュースを行ってきた経験からパンチカーペットの端材に着目)

⑧使い捨てのビニール傘袋が一般的ですが、umbrella bagがあれば少しでもゴミが少なくなるかもしれません。繰り返し使えるので地球にも優しい


・金額:¥8,800 (税込み)

・カラー:4色展開

 ①GRAY YELLOW

 ②GRAY GREEN

 ③WHITE GRAY

 ④PINK BEIGE


ーご購入いただいたお客様からの反響ー

「こんなのが欲しかった」「車内用に利用する」「孫と環境問題を考える会話のきっかけにプレゼントする」など嬉しいお言葉を多数いただきました。

【共創への取り組みついて】

SDGs達成への取組みは注目されやすい反面、商業化しづらく、マネタイズが難しいのが現状です。企業・産業の枠を超え、新たな価値を共に生み出し 社会的意義のある持続的なビジネスとして確立、発展させていきたいと考えております。


企業様から廃棄物や在庫を活用したアップサイクルのご相談をいただく機会も増え、2023年10月には、ユニチカトレーディング株式会社の廃棄予定繊維素材からコラボ商品を開発、大阪髙島屋POPUPで販売いたしました。


ユニチカトレーディング×octangle コラボ商品


大阪髙島屋POPUPでご好評をいただき、

octangle公式オンラインショップで2024年2月上旬から限定販売

(バッグとインナーバッグは自由に組み合わせ可能です)

環境に配慮した考え方が当たり前の文化を根付かせ「少し先の未来」を変える

octangleは、環境に配慮した考え方があたり前の文化として根付いていく未来を目指し、ビニール傘以外にも様々な分野の身近な環境問題をテーマに、ファッション性と技術力を武器に「少し先の未来を変える」体験を提案してまいります。


octangle公式オンラインショップ

https://www.octangle.jp/


お問合せ先(代表:水谷哲朗)

octangle88@gmail.com





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