2月25日にホームで開幕戦を迎えるサッカーJ2のファジアーノ岡山。現在、開幕に向け宮崎でキャンプを行っています。現地で取材している岸下アナウンサーと中継がつながっています。

(岸下恵介アナウンサー)
ファジアーノ岡山は1月28日から新シーズンに向けて、宮崎県でキャンプを行っています。チームを率いて3年目、木山隆之監督にお越しいただきました。よろしくお願い致します。

Q、キャンプが始まって1週間余り経ちました。チームの状態はどうでしょうか?

(木山隆之監督)
「チームは順調にトレーニングをこなしながら、2試合練習試合をしました。仕上がりとしても順調にきていると思いますし、選手たちも非常に精力的に取り組んでくれていると思っています」

Q、今年はどんなチームを作り上げてきましたか?

(木山隆之監督)
「昨年のベースをしっかり持ちながら、さらに進化していきたいところ。前線の形も少し変えましたし、その中で昨年から継続している3バックを中心に、しっかり守りながら、前に出ていくことをチーム全員で共有しながら、練習と試合をこなしています」

Q、トレーニングマッチの結果です。1月30日には昨季J1の横浜FC戦で2対2。2月3日はJ2の徳島戦で3対1の勝利でした。手応えはいかがですか?

(木山隆之監督)
「1試合目は昨年我々のチームでプレーした選手を中心に編成して、新しく入ってきた選手と分けた形でやりました。徳島の試合に関しては少しそれを混ぜてみてどんな変化が出るか。新しい選手たちがどれ位チームのプレーに順応できているかどうか。そういうことを感じながら試合をやってみました。得点だけじゃなくて、得点になりそうなチャンスも多い2試合だったので、そういう意味では継続してきた部分と変化を加えられそうな部分がよく見られた試合だったんじゃないかなと思っています」

Q、新加入選手の数は13人です。昨季とメンバーも変わりましたが、チームでの影響はどうですか?

(木山隆之監督)
「新しくチームに入ってくるということで簡単ではない部分もあると思うんですけども、これまで長く経験を積んできたベテランの選手も数人いますし、ルーキーとして入ってきたけど、何回もこのキャンプに来ている太田龍之介のような選手もいるし。だからそれほどものすごくメンバーが入れ替わったという感覚はないです。非常にスムーズにやれているんじゃないかなと思います」

Q、昨季の成績がこちらです。13勝19分10敗で22チーム中10位。49得点は12位タイ。49失点は失点の少なさが8位でした。勝ち切るために強化してきたことは何でしょうか?

(木山隆之監督)
「去年の数字を見てしまうと、悔しさがまたよぎるというか、引き分けが多かったですし。その中で一昨年より得点もダウンして失点も増えてしまったので、いろんな要素はあったと思うんですね。得点を取らなければいけないっていう部分で前掛かりになって失点が増えた部分もあります。それも含めてやっぱり数字だと思うので、この数字をもう一回しっかり勝てる数字に変えていくことが一番大切かなと思っています」

Q、そして新しくキャプテンも決まったそうですね
「キャプテンは新加入ですけど、まあ竹内涼にやってもらおうと思います。清水エスパルスで長い間、いい時も難しい時もチームを支えてきた経験がありますし、若い選手とベテランの選手を融合させて、去年よりもしっかり前進して昇格を目指していこうという中で、経験値を若い選手に伝えながら、チームをまとめていってほしいという思いで竹内に任せることにしました。

Q、3年目のシーズンの意気込みをお願いします。

(木山隆之監督)
「いつも応援ありがとうございます。今年J1昇格を本当に達成するために、全力で戦い切っていきたいと思います。チームにはあの皆様の後押しが一番大きなエネルギーになりますので、ぜひチームに大きな声援をいただけるようにお願いしたいと思います。頑張りますので、よろしくお願い致します」

ありがとうございました。ファジアーノは2月10日まで宮崎でキャンプを行い、25日にホームで栃木との開幕戦を迎えます。

岡山放送
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