アメリカ軍基地周辺の水源で人体に有害な有機フッ素化合物のPFASが高濃度で検出されている問題で、環境省は1月31日から宜野湾市でPFASを除去する実証実験を始めました。

宜野湾市にある湧き水「喜友名泉(ちゅんなーがー)」は県の今年度の調査で国の暫定指針値の44倍となる高濃度のPFASが検出されました。
※R5年度調査2200ミリナノグラム 国基準〈50ナノグラム/1L〉

宜野湾市からの要望を受けて国が実施している実証実験は、ポンプで汲み上げた湧き水を粉末状の活性炭を付着させたフィルター装置に通し、ろ過の状況を確認するものです。

環境省は来月13日まで実験を行い、ろ過前とろ過後の水を分析して年度末に結果を取りまとめる方針です。

沖縄テレビ
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