窃盗犯が狙っていたのは、高騰しているタイヤホイール。盗みの一部始終を防犯カメラが捉えていた。
自宅兼工場に忍び込む 100万円超被害
現場は栃木・足利市にある自宅を兼ねた中古車販売店の工場。1月21日午前1時ごろ、金髪オールバックの中年の男が現れた。
置いてあるタイヤを動かしたり、車のバンパーをどかしたりするなどして物色している。やがてタイヤのホイールにライトを当て、念入りに確認。
そして、周囲を見回した次の瞬間…。タイヤとホイールを持ち去った。窃盗の瞬間だ。
狙われたのは、素材の価格が高騰しているアルミ製のホイールとみられる。
被害者：
単価がいいらしいので、それでアルミを持って行っているのかなって
男が盗んだのは1本だけではない。2本、3本と手慣れた様子で次々と運び出していく。その数は、防犯カメラで確認できただけでも6本。カメラに映っていない物を含めると、10本が被害に遭った。
聞けば、狙われたのはこれが初めてではないという。
1回目は8本を盗まれ、店は対策として防犯カメラを設置。そのカメラが今回の犯行を捉えた。トータルでの被害額は100万円を超えるという。
被害者：
合計ですと、120万から130万ぐらいかと思う
狙われたのが自宅兼工場とあって、被害者は安心して過ごせないと訴える。
被害者：
正直不安ですよね。寝ている間に大切な物を物色して持って行かれるとなると、夜もゆっくり寝られない感じですよね
警察にはすでに被害届を提出したということだ。
（「イット！」1月30日放送）
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