地域医療機能推進機構はパワハラなどがあったとして熊本県にある人吉医療センターの60代の男性院長を1月18日付で懲戒処分にしたと明らかにした。
忘年会で職員に“ラリアット”など
戒告の懲戒処分を受けたのは熊本・人吉市にある人吉医療センターの60代の男性院長だ。
この記事の画像(4枚)地域医療機能推進機構によると、2023年3月に内部告発があり調べたところ、院長が2016年の忘年会で職員の背後から首付近に腕をぶつける「ラリアット」をして頸椎(けいつい)ねん挫のけがを負わせたということだ。
このほか2023年2月に複数の職員に「別の職員が退職するのは君のせいだ」と発言するなどあわせて3件をパワハラなどと認定したという。
院長はパワハラなどを否定しているということだが、既に退職願を提出、1月22日付で辞職する予定だ。
地域医療機能推進機構は「患者や地域住民などに心配をかけて申し訳なく思う」とコメントしている。
(テレビ熊本)