1月14日に京都で行われた全国女子駅伝。岡山は前年17人抜きを見せた津山高校のドルーリー朱瑛里や、今回が引退レースとなった天満屋の谷本観月らが力走を見せました。

42.195キロを中学生から社会人までの9人でたすきをつなぐ全国都道府県対抗女子駅伝。社会人を含めたスピードランナーが集う2区で、岡山は、前年2023年に17人抜きの快走を見せた津山高校1年のドルーリー朱瑛里が登場。5000メートルなどの日本記録を持つ兵庫の田中希実が19人抜きの区間賞の走りを見せる中、ドルーリーも8人抜きの区間5位の力走でたすきをつなぎます。

(沿道の人は…)
「(ドルーリー選手を見て)感動しました。どんどん成長していってもらってオリンピック目指して頑張ってほしいなと思います」

6区は天満屋の谷本観月。この駅伝が引退レースの谷本は区間賞を獲得し、優秀の美を飾ります。

岡山は目標の入賞には届きませんでしたが、前年の18位を上回る14位でゴールしました。

(6区区間賞 谷本観月選手(天満屋))
「最後っていう実感が無さすぎて。でも走る時は寂しいなという気持ちもありました。天満屋に入社して11年間、苦しいこともあったんですけど、いろいろな経験をさせてもらって、最後、良い締めくくりができたと思います」

(2区で8人抜き ドルーリー朱瑛里選手(津山高校1年))
「もっと良い順位で次の区間にたすきを渡したかったんですけど、そういった走りができなかったことに対してはちょっと悔しいですね。様々な年齢の選手がいる中でのすごくレベルの高い大会に参加させてもらって自分のモチベーションになったり刺激になったりしたので、こういった経験を忘れずに次につなげて頑張っていきたいかなと思います」

先輩から刺激を受けたのが、1500メートルで2023年夏に日本一、今回3区を走った京山中学校3年の黒田六花でした。

(3区区間22位 黒田六花選手(京山中学校3年))
「ドルーリーさんが、実業団の選手もいる中で区間5位という記録で走っていたのも、すごいなと思いますし、谷本さんも区間賞を取っていて、大きな大会で結果を残せるっていうのが本当にすごいなと思いました」

一方、前年44位だった香川は47位でした。

岡山放送
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