自民党の萩生田政調会長は22日、安倍派のパーティー問題で政調会長を辞任するのを前に党の政調審議会で挨拶し「一兵卒に戻って平場でしっかり仕事をしたい」と述べた。
萩生田氏は政調のメンバーに対し「政調会長の職を辞することとなった。この後は、渡海会長の下でしっかりまた皆さんの仕事をしていただいきたい」と述べた上で「私が指名をした代行・代理・副会長・部会長の皆さんにもかかわらず、私が戦列を離れるというのは、本当に申し訳ない限りだ」と陳謝した。
そして「一兵卒に戻って、皆さんが担当している部会や調査会でお困りのことがあったら、平場でしっかり仕事をしたい」と表明した。
萩生田氏は、2015年に官房副長官に起用されて以来、幹事長代行、文科相、経産相、政調会長と要職を歴任し続けていて、無役になるのは8年ぶりとなる。