天皇皇后両陛下は18日、日本とASEAN=東南アジア諸国連合の特別会議に出席した各国の首脳夫妻らを皇居・宮殿に招き、茶会を催された。

飲食を伴う茶会はコロナ禍以降初めて。

午後4時ごろ、陛下とクリーム色の和服姿の皇后さまは宮殿で、日ASEAN特別会議のために来日している首脳夫妻を秋篠宮ご夫妻に紹介された。

外国の要人を招いた飲食を伴う宮中茶会は、2019年8月のTICAD=アフリカ開発会議の際に開催して以来約4年4カ月ぶりでコロナ禍以降初めて。

陛下は「こうして皇居にお招きできたことを嬉しく思います」などと英語で呼びかけられ、秋篠宮ご夫妻と共に各国の首脳らと飲み物を手に親しく歓談された。

今年6月に公式訪問したインドネシアのジョコ大統領に対し、皇后さまは「テリマカシー」と現地の言葉で挨拶を交わされ、両陛下は「素晴らしいおもてなしを頂きました」とお礼を伝えられた。

終了後、両陛下は宮殿の玄関で、1人1人と握手を交わして見送られた。

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