岸田首相は16日、日本とASEAN(東南アジア諸国連合)の友好関係50年を記念した特別首脳会議のために来日した7カ国の首脳と相次いで会談した。
岸田首相が16日に会談したのは、ASEAN議長国インドネシアのジョコ大統領のほか、会議に出席するマレーシア、ブルネイ、ラオス、シンガポール、ベトナムの首脳、そしてオブザーバー参加する東ティモールのグスマン首相。
午前11時半頃から午後5時半頃まで、7カ国の首脳と順次、会談した岸田首相は、迎賓館に他の参加国の首脳らも招き、晩餐会に臨む予定。
特別首脳会議は18日までの日程で、経済連携に加え、海洋進出を強める中国を念頭に、地域情勢や防衛協力など幅広い分野で意見交換し、成果をまとめた共同声明や実施計画などを採択する見通し。