アメリカのブリンケン国務長官は7日、訪米中のイギリスのキャメロン外相と会談し、パレスチナ自治区ガザでの民間人の保護に向けたさらなる取り組みの必要性を確認した。
ブリンケン長官は会談後の共同会見で、「民間人を保護する意図と、現地で目にする実際の結果との間には、依然として隔たりがある」と述べ、イスラエルがガザ地区で続ける軍事作戦で民間人の犠牲者が増加している現状に苦言を呈した。
その上で、ガザ地区での民間人の保護に対するさらなる取り組みの必要性を訴えた。
キャメロン外相も会談で「民間人の犠牲を最小限に抑える重要性を強調した」としている。
一方、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナについては支援の継続が重要との認識を確認し、キャメロン氏は「プーチンをウクライナで止めなければ、彼はまた戻ってくる」と訴えた。