アメリカ・バージニア州の住宅が爆発した。爆発の前には、男が窓から照明弾を約40発も発射し、警察にも発砲して立てこもっていたという。その後、焼け跡から男とみられる遺体が発見された。
「警察の呼びかけにも全く応じなかった」
12月4日、アメリカの首都ワシントンにほど近い、バージニア州の住宅街で撮影された映像。
この記事の画像(21枚)一軒の住宅が警察の車に囲まれ、ライトで照らされている。
すると突然、オレンジ色の炎を吹き上げ、住宅が爆発。破片が飛び散り、火の粉が舞い上がっていく。
住宅は激しく燃え上がり、遠くからも確認できるほどの火柱が立ち上る。
一夜明けた5日、爆発があった住宅周辺は規制線が敷かれ、物々しい雰囲気だった。まだ白い煙を上げる住宅は、わずかな骨組みだけが残っていた。
爆発の前、一体何が起きていたのだろうか。
向かいの家に住む人は「男が窓から照明弾を撃っていたんだ。駆けつけた警察の呼びかけにも、 まったく応じなかった」と話す。
地元警察によると、この家に住んでいたのは56歳の男。周囲に向けて照明弾を約40発も発射し、警察にも発砲して立てこもっていたという。
その後、爆発で10軒の家が被害を受けたが、住人は避難していてケガ人はいないという。
焼け跡からは男とみられる遺体が発見され、警察は爆発の原因について調べを進めている。
(「イット!」 12月6日放送より)
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