日本惣菜協会の元幹部の男と交際相手の女が業務上横領の疑いで逮捕された。男が横領した金は、1億2000万円に上るとみられている。
女の口座に毎月42万円振り込ませたか
横領した金は、交際相手の女に流れていたとみられている。
この記事の画像(6枚)業務上横領の疑いで逮捕されたのは、日本惣菜協会の元専務理事・藤木吉紀容疑者(68)と交際相手の杉浦真理子容疑者(59)。
藤木容疑者は2019年、飲食関連会社との間に架空の業務委託契約を結び、協会の金を送金。その会社を介して、杉浦容疑者の口座に毎月42万円、あわせて336万円を振り込ませた疑いが持たれている。
捜査関係者によると、2人は交際関係にあり、横領した協会の金は杉浦容疑者の生活費に充てられていたとみられる。
元専務理事の逮捕を受け、日本惣菜協会は「捜査に全面的に協力するとともに、再発防止策の徹底に努めてまいります」とするコメントを発表した。
調べに対し、藤木容疑者は「架空の業務委託契約をして送金はしていない」と供述。また杉浦容疑者は「正当な報酬として受け取った金です」と供述し、2人は容疑を否認している。
協会によると、藤木容疑者が横領した金の総額は1億2000万円に上るとみられ、警視庁はそれらについても調べを進める方針。
(「イット!」12月4日放送より)