北朝鮮は、11月に打ち上げた偵察衛星について、2日から正式に運用が始まったと発表した。
3日付の労働新聞は「偵察衛星運用室が2日から任務に着手した」と報じ、11月21日に打ち上げた偵察衛星の運用が正式に始まったことを発表した。
また、衛星からの情報は朝鮮人民軍偵察総局などに提供されるとした上で「北朝鮮国防省は戦争抑止力が確固たる態勢を整えると期待を示した」と伝えている。
一方、北朝鮮は偵察衛星がアメリカや韓国の軍事施設などを撮影したと繰り返し主張しているが、写真は公開されておらず、関係国が性能の分析を進めている。