木原防衛相は26日、イスラエルからのさらなる日本人の退避に備え、現地で活動している自衛隊員をオンラインで激励した。
木原氏は東京都内にある、航空自衛隊の府中基地を訪れ、輸送機部隊を統括し、日本人退避に関する活動で中心的役割を担っている「航空支援集団」を視察。
ビデオ会議を通じてイスラエルの隣国・ヨルダンで活動している隊員から現地の状況について報告を受け、直接激励した。
この後、木原氏は記者団の取材に対し、「遠く離れた現地に派遣された隊員たちが日本人の安全確保のために士気高く任務に取り組んでいることが確認できた。大変頼もしく感じた」とたたえた。
防衛省はヨルダンと、地中海に面するギリシャに自衛隊機を待機させているが、待機態勢の長期化を見据え、交代のため、日本から新たに自衛隊機を現地に派遣している。