岸田首相は、22日の予算委員会で、内閣支持率が、岸田政権発足来最低を更新し”危険水域”と呼ばれる20%台まで低落していることについて「定額減税の趣旨も含めて経済対策に対する理解が広まっていない、という指摘は真摯に受け止めなければならない。引き続き丁寧に説明を尽くしていきたい」と述べた。
立憲民主党の岡田幹事長が、岸田首相の経済対策について「評価しないという声が圧倒的で、内閣支持率も落ちたことをどう受け止めるか」と質問したことに対して答えた。
また、岡田氏は「国民は選挙が近いので、ばらまき的にやったと見透かしている、減税されれば喜ぶと考えがちだが、国民はもっと冷静に見ている」と指摘した。
これに対し岸田首相は、物価高に対応し、デフレから脱却するために「重要な政策は賃上げだ」と強調した。さらにその賃上げと所得税の定額減税をあわせて、所得が物価を超えて伸びていくように取り組むものだとの考えを説明した。
(フジテレビ政治部)
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