中古車販売大手のビッグモーターをめぐり、伊藤忠商事と国内の企業再生ファンドが買収を検討していることがわかった。

買収を検討しているのは「伊藤忠商事」、子会社で燃料商社の「伊藤忠エネクス」、企業再生ファンドの「ジェイ・ウィル・パートナーズ」の3社連合。

ビッグモーターは自動車保険金の水増し請求などの不祥事が相次ぎ、経営不振に陥っていて、3社連合はビッグモーターと買収に必要な資産査定の独占契約を結ぶ。最終的に再建を支援するかは2024年春までに決定する方針だ。
また、資産査定を行うにあたり、創業家が経営に関与しないことでも大筋合意している。

伊藤忠商事は、グループで自動車リース事業を手掛けているほか、輸入車・中古車販売大手のヤナセも傘下に抱えている。

(フジテレビ 経済部)