10月、鹿児島・薩摩川内市で、タクシーの支払いにニセ札が使われた。
タクシーの運転手は当初気付かなかったという。
この事件でニセ札を使った疑いで戸田伸明容疑者(52)が、カラープリンターでニセ札を作った疑いで赤岩徳良容疑者(64)が、逮捕・送検されている。

支払いにニセ札を使用

光沢のないホログラムに、くっきりと浮かんだ“10000”の数字。

この記事の画像(11枚)

10月、鹿児島・薩摩川内市でタクシーの支払いに使われたニセ札。本物と比べると、色が濃く、一回りほど小さいように見える。

ニセ札を受け取ったタクシー運転手は当初、気付かなかった。

営業所に戻り、売り上げを確認している時に透かしがないことに気付き、事件が発覚した。

被害に遭ったタクシー会社の所長は、こんな違和感を抱いたと言う。
「違った、触った感じが。使い込んでいる感じ。しわも入り、(受け取った運転手は)余計にわからなかったかも。暗がりでもらったらわからないと思う」

薄い紙を貼り合わせていた

さらに、ニセ1万円札にはこんな加工がされていた。

「薄い紙を貼り合わせた、それぞれコピーしている感じ。貼り合わせてある。角の付近が2枚に分かれていた」

この事件で、ニセ札を使った疑いで戸田伸明容疑者(52)が、カラープリンターでニセ札を作った疑いで赤岩徳良容疑者(64)が、逮捕・送検されている。
(「イット!」 11月16日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(11枚)