9日の夜、熊本市にある踏切で、普通乗用車と列車が衝突した。

事故から約一週間後、車を運転していたのは、熊本県高森町の草村大成町長だと判明。高森町は、事故について公表していなかった。

町長が踏切事故を起こす

前の方が大きくつぶれた、乗用車。

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9日の夜、熊本市にある踏切で、普通乗用車と列車が衝突した。

車の運転手は衝突する前に逃げ出して無事。列車に乗っていた41人にもけがはなかった。

あわや大惨事となった事故だが、約一週間後に意外な事実がわかった。車を運転していたのは、熊本県高森町の草村大成町長だったのだ。

警察によると、草村町長は前に別の車が止まっているにもかかわらず、踏切に進入。その後、遮断機が下りてしまい、立ち往生。列車と衝突する前に、運転席から脱出したという。

高森町は町長の事故を公表せず

高森町は、草村町長が事故を起こしたことについて、公表していなかった。

その理由について、こう説明している。

「けが人がおらず公務外だったため、JRから損害の請求が来た時点で公表する予定だった」

事故が起きたのは9日午後9時40分ごろのこと。列車11本に運休や遅れが出て、約600人に影響が出ていた。
(「イット!」 11月15日放送より)

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