自見英子万博相は14日の会見で、2025年の大阪・関西万博への参加表明国と地域が、153から160に増えたと発表した。

今回新たに参加を表明した国は、欧州6カ国(デンマーク、フィンランド、ノルウェー、アイスランド、スウェーデン、クロアチア)と、中南米のチリとジャマイカ、そしてアフリカのカメルーンの計9カ国。

また、国際機関「国際科学技術センター」も新たに参加を表明し、国際機関の参加は9つとなった。

一方、自見万博相は、エストニアとメキシコから参加辞退の正式な通知があったことも発表した。辞退の理由は国内事情ということで、「現時点で、エストニア、そして、この2カ国以外に取り下げの意向を示している国と地域はない」としている。

大阪・関西万博をめぐっては、参加国の関係者が集まり実務的な課題解決を図る「国際参加国会議=IPM(インターナショナルパーティーパンツミーティング)2023」が、14・15両日に大阪市で開催されていて、新たな参加表明国も出席予定。

自見万博相は、「今後も各国とよく連携しながら、しっかりと準備に励みたい」と強調した。