カンボジアを拠点にした特殊詐欺のかけ子グループとみられる日本人の男25人が8日、現地から日本に移送され、詐欺などの疑いで逮捕された。
被害額は少なくとも2億4000万円規模か
逮捕されたのは20歳から42歳の日本人の男25人で、8月、北海道に住む女性から介護施設への入居権をめぐるトラブル解決などの名目で、現金45万円と電子マネー5万円分をだまし取った疑いなどが持たれている。
この記事の画像(13枚)被害額は8道府県で少なくとも2億4000万円規模に上るとみられ、警察は、25人が拠点にしていた現地のアパートで押収された多数のスマートフォンや犯行状況が書かれたメモを分析するなどして全容解明を進める方針だ。
また、複数のパスポートが1カ所にまとめられた状態で発見されたことがわかり、警察は、一部の容疑者が逃亡などができないように管理されていた可能性もあるとみて調べている。
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