農林水産省が、今年度の補正予算案に農林水産分野の全体で、8100億円ほどを盛り込む方針だということがわかった。

水田を畑地化し、輸入に依存する麦や大豆などの国内の生産拡大に取り組む農家への支援は750億円にのぼる見込み。

また、政府は花粉症の発生源となるスギの人工林を10年後におよそ2割減らすことを目標としているが、この対策としてスギ人工林の伐採や、花粉の少ない木への植え替えなどの費用に60億円を計上する方針だとしている。
(フジテレビ経済部)