データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

「女性だけの30分フィットネス カーブス」は、女性の健康に必要な3つの運動「筋力トレーニング」「有酸素運動」「ストレッチ」を組み合わせたサーキットトレーニングで、1回30分間で全身を鍛えることができる国内最多のフィットネスクラブチェーンです。

2005年の国内1号店のオープンを皮切りに、現在約2000店舗を展開しています。

これまで、1つひとつの店舗がオープンしてきた背景には、数多くのドラマがありました。そんな1つの店舗の立ち上げを経験したカーブスコーチの日置さん(29歳)に、新店舗オープンの体験についてインタビューしました。



-入社後、新店舗オープンの立ち上げメンバーに選ばれたときは、どのような気持ちでしたか。


「人の役に立つ仕事がしたい」と思っていた私がカーブスコーチになったのは、「1人ひとりのメンバー(会員)に寄り添う仕事」という言葉に惹かれたからでした。


実際に働いてみると、私の働きかけで運動を始められ、喜んでくださる方がいることに、とてもやりがいを感じました。


入社した翌年、23歳で立ち上げメンバーに選ばれたときは、二つ返事で引き受けました。それまでに、立ち上げを経験した先輩コーチから、「楽しかった」と聞いていたので、私もチャンスがあったらやってみたいと思っていたからです。


実際に声がかかったときは、会社が私に期待してくれているのがうれしくて、ありがたい気持ちでした。選んでもらったからには、期待に応えたいですし、役に立ちたい。「絶対に貢献しよう」と思いました。


-新店舗立ち上げで、大変だったのはどんなことですか。


それまでいたのは、私が入社する前からあるお店でしたが、新店舗は文字どおり、新しくてまっさら。何もないお店にマシンが搬入され、パソコンが設置され…、だんだんお店の形になっていくのを見るのは滅多にできる経験ではないですし、とても新鮮でした。その一方で、もともと会員が揃っている前のお店と違い、新店舗では自分たちでゼロから会員を増やしていかなければなりません。



「新店舗オープン」のチラシを配っていると、「ここにカーブスができるの?」と興味を示してくださる方、「カーブスに行きたかったけど遠いから行けなかった。近くにできてうれしい」と喜んでくださる方もいて、とても励みになりました。でも、そういう方ばかりではありません。


お体に悩みを抱えていて、それが運動でよくなる可能性があるのに、自分には無理だとあきらめてしまっている方。筋肉の大切さを知らない、知っていても「歩いているから大丈夫」だと思っている方が少なくありません。そういう方にこそ、私たちが全力でサポートするので、安心して運動を始めてほしい、筋トレで元気になってほしいと思うのですが、うまく伝えられず、落ち込むこともありました。


当時の私は、お店に4人いるコーチのなかで一番下。新人コーチでまだまだ未熟だったので、自分の気持ちばかりが先走っていたんですね。せっかく来店いただいたのに、私の説明では運動を始めようとはならない方もいて、「先輩コーチだったら、もっとうまく伝えられはず…」と、自分を責める気持ちになったこともありました。



-逆に、うれしかったことは何ですか。


伝わらないときがあるからこそ、伝わったときの喜びはひとしおです。それまで、運動をしようとは思っていなかった方、運動をしたくてもどんな運動がいいかわからなかった方、運動をしてもなかなか続かなかった方…、そういった方々と出会い、自分が伝える言葉で、運動を始めていただける。あとから「あのとき、あなたに出会っていなければ、運動を始めることはできなかった。きっかけをくれてありがとう」と言われることがあります。そういうときは、お役に立てたのだなと、うれしい気持ちになります。


そうやって迎えたオープン日、たくさんのメンバーの方々で店内が埋め尽くされた光景を目にしたとき、「この地域のひとりでも多くの方が、運動を通して体が良い方向に変わり、心も元気になって、幸せな人生につながっていく。そのお手伝いをさせていただく」という目標に一歩近づけたようで、感慨深い気持ちになりました。


-立ち上げの経験を通して、記憶に残るエピソードを教えてください。


運動の効果を実感するには、始めるだけでなく、続けていただかなければなりません。そのために私たちコーチは、1人ひとりのメンバーの方に寄り添ったサービスを心がけています。そんななか、あるメンバーさんから言われた言葉は、今でも心に残っています。


「自分以上に自分のことを心配してくれる人がいるなんて思わなかった」


ひざに痛みのある方でしたが、私のサポートや声かけをとても喜んでくださり、自宅から遠いにもかかわらず、通い続けてくださっていました。そして、「私もひざが痛かったのによくなったのよ」と、お友だちにもカーブスを紹介してくださったことで、その方も入会されたのです。


自分の声かけがきっかけで、運動とは無縁だった方が運動を始められ、自分のサポートで運動を続けられ、見違えるように元気になっていかれる。そういう姿を目にするたびに、この仕事をしていて本当によかったと思います。そこからさらに輪が広がって、運動を始められる方が増えていくのはとてもうれしいですね。



-今後はどのようなことを目指していますか。


新店舗立ち上げに携わった期間は1年半で、その後はもといた店舗に戻り、今では店長を任されています。新人コーチだった当時、何でも自分で解決しようとしてうまくいかず悩んでいた私に、やさしく、思いやりを持って接してくれた先輩コーチがいたから今があります。

私もこれから、コーチのみんなが働きやすい環境をつくっていきながら、世の中に運動の大切さを伝え続けていきたいと思っています。




行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
PR TIMES
PR TIMES