20代男性はネットの宣伝文句に最もだまされやすい…。こんな調査結果がわかった。

消費者庁は、ネット通販などのだまされやすい広告に注意喚起する方法を探るため、全国の20代から60代の男女5278人を対象に、どんな人が宣伝文句に影響されやすいのかを調べ、9月19日に結果を公表した。

8つすべてでトラブルや後悔の経験率が高い

具体的なネット広告(表示内容)については、最大80%オフなどとうたうセール表示や、キャンペーン終了まであと○時間などと期間限定や先着順の限定を強調したものなど、8つの種類に分けて「クリックのしやすさ」や「トラブル経験」を集計。

(出典:消費者庁)
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その結果、20代の男性は「期間限定や先着順などの限定を強調した」広告でトラブルや後悔をした割合が44.7%(全体は20.6%)だったことをはじめ、8つの広告すべてでトラブルや後悔の経験率が高い傾向が見られたというのだ。

また同庁が若者向けに作成した「だまされやすさを測る心理傾向チェックシート」でも20代の男性は合計得点が高いことがわかったという。

画像はイメージ
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なお全体の傾向としては、8種の広告の中でも特に「体験コース0円キャンペーン」など高額サービスの無料体験やキャンペーンの広告、「○○に効果!効果実証済み」など効き目を強調する広告、「ご満足いただけなければ全額返金!」など無料解約や返金保証をうたう広告は、クリックする人は少ない反面トラブルを経験した人の割合が30%を超えていて「とりわけ注意が必要」だとしている。

若い男性はネットに強いというイメージを持っている人も多いだろうが、消費者庁は20代男性がだまされやすいという結果を想定していたのだろうか?またネット広告にだまされないためにはどんな対策があるのか?

消費者庁新未来創造戦略本部の担当者に聞いてみた。

まずは自分がだまされやすいかを把握

――そもそもこの調査を行うことになったきっかけは?

こちらは新未来創造戦略本部の前身である、消費者行政新未来創造オフィスで2018年頃に「若者の消費者被害の心理的要因からの分析に係る検討会」というものをやっていまして、その第二弾のような形で実施しました。


――20代の男性がだまされやすいという結果は想定していた?

元々どういった方がだまされやすいかという事は想定していません。

(出典:消費者庁)
(出典:消費者庁)

――だまされないために個人ができる対策は?

まずは、ご自身がだまされやすいかどうかを把握して気をつけていただくことが、対策の第一段階になるのかなと。また以前作成した「チェックシート」の点数が高かった方は、相対的にだまされやすいという傾向が見られましたので、ご自身のセルフチェックをいただけたらと思います。

(出典:消費者庁)
(出典:消費者庁)

自分が広告にはだまされないと思い込んではいないだろうか?そんな人は是非「チェックシート」を試してほしい。

「マスコミで取り上げられた商品は試したくなる」「試飲などをしたため、つい買ったことがある」など、自分の心の弱さを把握して、怪しい広告にだまされないように気を引き締めていただきたい。

プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。