岸田首相は14日、山梨県で行われた自民党・岸田派（宏池会）の研修会で挨拶し、「今日より明日が必ずよくなると信じられる時代を、我々宏池会が作っていきたい」と訴えた。

研修会は富士吉田市のハイランドリゾートで行われ、岸田首相は研修に続く懇親会の冒頭であいさつに立ち、「令和の時代の日本において、変化を力に変えられる時代、日本国民が明日は今日より必ずよくなると信じられる時代を作っていきたい」と語った。
その上で、昭和の高度成長期を自民党が牽引したことを指摘し、当時の総理で宏池会の創始者である池田勇人元首相や、宏池会出身の大平・鈴木・宮沢の各首相経験者の名前を挙げ、「令和の、明日は必ず今日よりよくなると信じられる時代を、我々今の宏池会が作っていきたい」と訴えた。

研修会では、田村憲久元厚労相が新たに岸田派入りしたことが紹介され、福島県産の食材を使った料理が提供された。

政治部

日本の将来を占う政治の動向。内政問題、外交問題などを幅広く、かつ分かりやすく伝えることをモットーとしております。
総理大臣、官房長官の動向をフォローする官邸クラブ。平河クラブは自民党、公明党を、野党クラブは、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会など野党勢を取材。内閣府担当は、少子化問題から、宇宙、化学問題まで、多岐に渡る分野を、細かくフォローする。外務省クラブは、日々刻々と変化する、外交問題を取材、人事院も取材対象となっている。政界から財界、官界まで、政治部の取材分野は広いと言えます。