防衛装備庁は6日、民間の先端技術を活用した防衛力の強化に向け、スタートアップとの初会合を開催した。
会合には、人工筋肉の技術を応用したアシストスーツや長距離無人航空機のほか、目には見えない大気の流れをリアルタイムに可視化するドップラー・ライダーを開発する企業など合わせて4社が参加。
冒頭、防衛装備庁の関係者は「防衛装備品の能力向上には民生先端技術を積極的に取り込み、優れた防衛上の機能を結集させていくことが死活的に重要だ」と述べた。スタートアップ4社は事業内容や技術の強みなどをプレゼンし、意見交換を行った。
防衛装備庁は、今後も様々なスタートアップと意見交換を重ねる方針で、企業が持つ先端技術を防衛力強化に生かすと共に、防衛産業の裾野を広げ、活性化する狙いだ。