党の代表権をめぐって内部の対立が続く政治家女子48党について、総務省は、「NHKから国民を守る党」への党名変更を認めなかった。
総務省は5日、政治家女子48党の齊藤健一郎参院議員が提出した政党名の変更届を受理しないと発表した。
総務省と中央選挙管理会は、党名変更届について、「権限のある代表者によって提出されたものであることへの疑義が解消されない」としている。
「政治家女子48党」は、2023年3月、「NHK党」から党名変更した。その後、党の創設者である立花孝志氏陣営と、立花氏が後継党首に指名した大津綾香氏陣営の関係が悪化し、党の代表権をめぐって争っている。
立花氏陣営の齊藤氏は8月、党名を「政治家女子48党」から「NHKから国民を守る党」への変更届を提出していた。
党名変更は認められなかったが、参院の会派としては、既に「NHKから国民を守る党」への変更が認められている。
政治家女子48党の内部の対立は、収束の目処が立っていない。